必ず調査しよう!近所の治安!

マイホームを購入する場合は、セキュリティのためにカメラ付きインターホンなどの防犯機器を設置する方法があります。これに加えて、日常生活で犯罪に巻き込まれる危険性を減らすためには建設予定地を慎重に選ぶことも大切です。

住宅を建てる場所が治安の悪い地域だと、空き巣やひったくりなどの犯罪被害を受ける可能性が高くなるからです。小さな子供がいる家庭であれば、夜間に人通りが少なくなる場所や車の往来が多い所を避ける必要があります。子供が大きくなると、下校時や塾・予備校に通う際などに夜間にひとりで出歩く機会が増えるからです。

車の往来が激しかったりご近所との騒音トラブルがあると、毎日の生活で大きなストレスを感じる原因になります。一見すると便利で魅力的に見えるような場所でも、交通量が多かったり近所に迷惑をかけている人が住んでいることがあるからです。快適に生活をするためには、近所の治安や道路の交通量などの面も考慮する必要があります。

新しく土地を購入して注文住宅を購入する場合は、事前にその地域の治安と交通量をきちんと調べるようにしましょう。空き巣やひったくりといった街頭犯罪はテレビや新聞のニュースで取り上げられることがないため、自分で調べる必要があります。見知らぬ土地で現地の状況に詳しくない方であれば、その地域を管轄する警察署に出向いて犯罪発生状況を尋ねてみることができます。夜間と昼間では道を歩く人の人数や往来する車が大きく異なる場合があるので、実際に現地で歩いて確認する方法もあります。

騒音トラブルやその他のご近所トラブルは、実際に住んでみないと分からないケースが少なくありません。新しく家を建てた後にご近所トラブルに悩まされないようにするための方法として、探偵事務所や興信所などに調査を依頼することができます。一般的に探偵事務所や興信所と聞くと、多くの方は浮気・不倫や素行調査を思い浮かべるかもしれません。探偵事務所などの調査会社では浮気や素行調査だけでなく、住環境についての調査も依頼することができます。地元に詳しい調査会社に依頼すれば、治安・騒音やご近所トラブルなどの有無も含めて現地の状況を詳しく知ることができるでしょう。

注文住宅を建てる際は利便性や日当たりなどの面に注目しがちですが、街頭犯罪の有無やご近所トラブルなどのマイナス面も考慮することが大切です。犯罪発生率やその他の住環境は簡単に知ることができるので、土地を購入する前にきちんと確認をするようにしましょう。